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2023.01.20
読売新聞オンラインが1月13日に配信した記事によると、政府の地震調査委員会が、南海トラフで今後20年以内にマグニチュード8~9級の地震が発生する確率(2023年1月1日現在)を、前年の「50~60%」から「60%程度」に引き上げたとのことでした。いつ地震が起きても、不思議ではない状況です。できるだけの備えを進めたいところですね。
住まいに対する備えも重要になってきています。地震の揺れから住まいを守るため、波多野工務店では、お客様に制振装置のご提案も行っています。
こちらは自動車の緩衝器の技術をベースに開発された、木造住宅用制振装置「エボルツ」です。
実際に、制震ダンパー「エボルツ」を設置した様子です。
家づくりを検討中のお客様に、制振装置の性能を体感していただこうと、先日グラデニング・スタジオにて「制振性能体験会」を開催しました。実際に震度3相当の揺れを制震ダンパーを搭載した場合・しなかった場合を体感していただきました。
こちらが、特設の櫓(やぐら)です。高さとしては、2階建て相当となります。
揺れを発生させる機械と、制振ダンパーを設置しました。ワンタッチでオン・オフできるようになっています。実際に揺れを起こした状態は、こちらの波多野工務店のInstagramでご覧いただけます。
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震度3程度の揺れがどれくらい軽減するのかというイメージを実感できます。ドリンクを置くことで、制振ダンパーがあるときとないときの差を、目で見て理解を深めていただきました。
お客様に感想を伺いました。
住宅が完成すると、制振ダンパーは壁の中に隠れてしまうので、普段はなかなか見ることができません。地震がない限りは、制振ダンパーの性能が分かりにくいのでこのような体験会は、とても意味があるのではないでしょうか。
今回、体験をされた方々は、地震に対する危機意識がさらに高まったのではないかと思います。この体験を通して感じたことを、家づくりにも活かしていただきたいと感じました。
今後も耐震・制震のことも含め、皆さまの家づくりへの不安が少しでも解消できればと思います。些細なことでもお気軽にご相談くださいね。
また制振ダンパー体験会を開催予定です。こちらのホームページのでお知らせしてまいりますので、住まいの耐震性に関心の高い方、地震に強い、丈夫な家づくりをしたい方は、ぜひご参加ください。
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ブログ「波多野工務店の住宅性能について」